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の3つが大好きな札幌市南区定山渓在住・北海道観光マスターのミヨッシー(@miyossy1023)です

今回紹介する北海道神宮の中にある「六花亭 神宮茶屋店」さんでのみ販売されている「判官さま」(¥100)
ミヨッシーが在住している札幌市南区定山渓がある「北海道」…
今更という感じがしますが…日本を代表する観光地として世界中にも知れ渡っています!!!
日本人・外国人を問わず足を運ばれた方々は必ずといっていいほどお土産を購入されているようですが…
特に人気があるのが…「お菓子」!!!
北海道には…
- 「石屋製菓」さん / 札幌市西区 ⇒ 白い恋人
- 「ロイズコンフェクト」さん(ROYCE’)/ 札幌市北区 ⇒ ポテトチップチョコレート
- 「もりもと」さん / 千歳市 ⇒ ハスカップジュエリー
- 「北菓楼」さん / 砂川市 ⇒ 開拓おかき
- 「柳月」さん / 河東郡音更町 ⇒ 三方六
※赤文字は各会社の代表的なお菓子名
…etc、全国的に名が知れ渡っていて「美味しい」と評判のお菓子を製造しているメーカーさんがあり、北海道民に愛されているお菓子が多数あります!!!
また、これらのお菓子は北海道外でも…
- 空港や駅といった施設に出店しているお土産屋さん
- 百貨店をはじめとした商業施設で開催される「北海道物産展」などのイベント
…etc、様々な場所でお目にする機会があり、実際に食べたことがある北海道外在住の方も大勢いらっしゃるかと思います!!!
しかし…
「日本全国どこでも同一のお菓子を販売しているわけではい」 = 「北海道内でしか購入できないお菓子」
を製造・販売しているお菓子メーカーさんがあります!!!
所謂「地域限定品」…これは北海道に限らず全国的にそのようなお菓子は多数存在しますが(汗)
ですが…
単に「地域限定品」のお菓子を紹介するだけでは…
と、考えた今回のミヨッシーは…
北海道内でも…ある場所でのみ!!!
しかもタイミングが合わないと購入できない!!!
…まさしく「地域限定品の中の地域限定品」というべきお菓子を紹介することにします!!!
Page Contents
「マルセイバターサンド」で有名な「六花亭」さん / 帯広市

帯広市に本社があり全国的にも名を馳せている「六花亭(六花亭製菓)」さん…



- 北海道産生乳のみで製造されたバター
- ホワイトチョコレート
- レーズン
を合わせたクリームをビスケット×2枚ではさめた「マルセイバターサンド」が有名です!!!
六花亭製菓さん公式ホームページ
http://www.rokkatei.co.jp
元々は1860年に秋田県出身の藩士である故・佐々木吉兵衛氏が創業、今回綴っている地点でも函館市に本社があり「元祖山親爺」をはじめとしたお菓子が有名な「千秋庵総本家(千秋庵)」さんが発祥とされています
その後のれんわけの形で…
- 1894年 小樽千秋庵(1997年廃業)
- 1919年 旭川千秋庵(2008年廃業)
が創業、さらに独立という形で…
- 1921年 札幌千秋庵(小樽千秋庵から独立・企業名は「千秋庵製菓」)
- 1934年 釧路千秋庵(千秋庵総本家から独立・1990年に札幌千秋庵と合併)
が創業し、北海道の主要都市に「千秋庵」の名のお店が広がりました!!!

今回綴っている地点でも「札幌千秋庵」さんでは…

「札幌千秋庵」さんで製造・販売している「山親爺」
- 山親爺
- ノースマン
…etc、様々なお菓子を製造・販売しています!!!
帯広にも1933年に「札幌千秋庵帯広支店」が誕生 ⇒ 1954年に「帯広千秋庵」として独立
早い話が「独立のまた独立」で創業したわけです…
そして1977年に「千秋庵」の暖簾を返上し「六花亭製菓」と改称 ⇒ 今回綴っている地点に至っています!!!
この「六花亭」への改名記念で発売したのが前述で触れた「マルセイバターサンド」であり、「六花亭」の名が全国的に広がるきっかけになる大ヒット商品となりました!!!
帯広市にある帯広本店さんでも「本店限定」のお菓子がありますが…
今回紹介するのは…
「北海道神宮」内にある「六花亭」さんの茶屋限定のお菓子…

ミヨッシーが在住している札幌市中央区にある北海道最大の神社である「北海道神宮」

ミヨッシーも小さいころから…特に2013年11月に札幌市に再移住してからは毎年初詣やお祓いなどで足を運んでいます!!!

その「北海道神宮」の中に…

1件の小さな茶屋があります…

これこそが「六花亭」さんが「神宮茶屋店」として運営している茶屋です!!!
<住所>
〒064-0959
北海道札幌市中央区宮が丘474-48 北海道神宮内
<電話番号>
011-622-6666
<営業時間>
9:00 ~ 16:00
<定休日>
年中無休


<駐車場>
有(北海道神宮駐車場を御利用 / 最初の1時間は無料・以降は1時間ごとに¥500)

大きなガラス張りで外から店内がよく見えます!!!
ガラス張りのドアを開けると…

いきなりテーブル席が!!!


その奥に販売スペースがあります!!!

「六花亭」さんが運営しているので「マルセイバターサンド」といった主力商品となるお菓子も当然販売されていますが…
それだと今回の綴りの主旨からは思いっきりズレてしまいます(爆笑)
と、いうことは…
この「茶屋」に…
ここでしか購入できない限定のお菓子があるのです!!!
それが…

「判官(はんがん)さま」

実は「茶屋」前にも「判官さま」と書いているのぼりが!!!
「判官さま」の由来は…
肥前国(現在の佐賀県)出身で1869年に蝦夷開拓御用掛に任命されたのち開拓使「判官」に就任、当時ほぼ無人の原野であった札幌に「五州第一の都(世界一の都)」を造るという壮大な構想を描き…
- 北海道神宮
- 碁盤の目のような整然とした町並み(現在でも中心部は碁盤の目を維持しています)
…etc、今回綴っている地点では人口1900000人が在住する政令指定都市にまで成長した札幌の礎をつくった故「島 義勇(しま よしたけ)」氏のことを地元の人々が親しみを込めて呼んだ愛称「判官さま」が由来となっています
この「茶屋」は2000年に「北海道神宮茶屋」として開店しましたが…
※2012年9月に「神宮茶屋店」と改称
茶屋の開店記念として同年11月に「北海道神宮茶屋銘菓(限定商品)」として販売され…
今回綴っている地点においても一貫してこの「神宮茶屋店」さんのみで販売されています!!!
逆をいえば…
北海道外はもちろん、北海道内の他の六花亭さんの店舗では形すらも見ることができません!!!
=当然…購入することも食べることもできません!!!
あくまでも…北海道神宮にある「六花亭」さんの「神宮茶屋店」のみで販売されている「地域限定品のなかの地域限定品」というべきお菓子である「判官さま」とはどういうものなのか………?
「判官(はんがん)さま」とは………?
「判官さま」とは どのようなお菓子かというと…

柔らかくつき上げた「そば粉が入っている餅」を「つぶあん」を包んだ餅を焼いた「焼き餅」です!!!
原材料は…
- 餅米
- 小豆
- そば粉
- 砂糖
- 小麦粉
- 塩
そのなかでも特に…
- 餅米
- 小豆
- そば粉
に関しては「北海道産」にこだわっているとのことです!!!
以上の原材料で…

機械を使ったライン作業ではなく…一つずつ「手造り」で製造!!!

茶屋の奥にある鉄板の上で一つずつ丁寧に焼いています!!!

中の「つぶあん」はたっぷりと詰まっていて…
表面がパリッと焼けてよく伸びて柔らかく粘りがあり香ばしい「焼きもち」と絶妙に合っています!!!
厳選した原材料であくまでも「手造り」で一つずつ丁寧に作った「判官さま」の味はいうまでもなく…
これだけ原材料を厳選し、一つずつ丁寧に手間ひまかけて作っているので値段も比例して…と思ってしまうところですが………

何と…「1個 = ¥100」!!!
間違いなく…「安くておいしい」といえる一品!!!
少なくとも「値段以上の価値がある」こと間違いなしです!!!
さらに…


「茶屋」というだけあって「ほうじ茶(冬は「温かく」夏は「冷たい」)」が用意されています
なんと…セルフサービスになりますが…無料!!!

こんな感じで合わせると…
いかにも「茶屋」でまったりしているという感じが〜(笑顔)
ちなみにこの「ほうじ茶」は…
石川県加賀市で創業から150年以上もお茶の製造・販売をしている老舗である「加賀棒茶 丸八製茶場」さんの商品である「ほうじたて」そのもので…

販売スペースにおいても「100g = ¥540」で販売しています!!!
…と、いう感じであるこの「判官さま」というお菓子…
厳選した原材料を惜しむことなく使い「茶屋」においては決して作り置きすることなく一つずつ丁寧に焼いた「焼きたて」をお客様に提供しているので…
新鮮かつ美味しいことは間違いありません!!!
賞味期限が「その日限り」のため「お土産として遠方に持ち帰る」のは厳しい面がありますが…
まさしく「地域限定品の中の地域限定品」と呼ぶに相応わしい一品です!!!
が…購入や食べる際に…
注意しないといけないことや例外といえることがあるので…それを最後に綴ります!!!

今回紹介した「判官(はんがん)さま」…
北海道を代表するお菓子メーカーの一つである「六花亭」さんでも「北海道神宮」の中にある「神宮茶屋店」でしか販売されていない…
まさしく「地域限定品の中の地域限定品」というべきお菓子であり、厳選した原材料で一つずつ丁寧に手作りしているだけに美味しいこと間違いなしなのですが…
注意しないといけないことや例外といえることがあるのです…
注意しないといけないこと…
まず、何よりもこれが重要だとミヨッシーは考えています!!!
何も問題がなければ何のことはないのですが…もし該当する人であれば場合によっては死亡事故に発展してしまう可能性が高いことです!!!
これまでの綴りの中で…特に食物や病気に知識や関心がある方々はもう気づかれているかと思いますが…
紹介した原材料のうちの…
- そば粉
- 小麦粉
もうおわかりになるかと思いますが…
この二つの原材料は「食物アレルギー」を引き起こす原因となる食物に含まれていて、それぞれ…
- そばアレルギー
- 小麦アレルギー
の名前で呼ばれて、該当する人は食べることを避けています…
特に「そば粉」は重篤なアナフィラキシーショックを起こすことが多く、最悪は死に至る…実際に死亡例もあります!!!
ちなみにアナフィラキシー(ショック)とは…
生体の中に抗原(アレルゲンと呼ぶ)が侵入すると、生体はその抗原に対して特異的な抗体(IgE抗体等)を産生し、再び同一の抗原が体内に入ると抗原抗体反応が起こり、それを除去しようとします。この抗原抗体反応は生体の防御反応の一種ですが、ときに生体にとって極めて有害な反応を引き起こします。この反応は防御反応(phylaxis)と反対の状態を意味する”ana”をつけてアナフィラキシー(anaphylaxis)と呼ばれています。また、アナフィラキシーのうち、血圧が下がってショック状態に陥ったものをアナフィラキシーショックといいます。
アナフィラキシーの典型的な症状としてはじんま疹、紅斑、呼吸困難、めまい、腹痛、下痢、意識障害などがあげられます。皮膚症状はアナフィラキシーの最初の症状であることが多く、8~9割に生じるといわれています。※「一般社団法人広島県医師会」さん公式ホームページ内「知っておきたいアナフィラキシーの正しい知識」より引用
非常に強い反応性があり、「そば粉」を使った食べ物として最も知られている「もりそば」や「かけそば」に代表されるような「そば切り」の「そば」だけでなく…
- 「そば粉」を含む加工品
- 「そば粉」の粉塵
- 「そば」をゆでている際に出る蒸気
- 「そば」と共通の釜や鍋でゆでられた「うどん」(「そば」と「うどん」を同様に扱っている飲食店が多いため)
- コショウの風味付け(使用されていることが有)
…etc、様々な「そば粉」を使っている食べ物が該当するとのこと…
要するに…
「そば粉」をほんのわずかでも食べたり吸い込んだりしただけで反応するだけに非常に恐ろしいアレルギーなのです!!!
そのため「そばアレルギー」の方は残念ながら…と、いうことになります………
実際に「神宮茶屋店」においても…

販売スペースにこのような注意書きがあります!!!
また「そば粉」だけでなく…原材料の使用量としては「そば粉」より少ないとはいえ「小麦粉」も使用されています…
食物アレルギーのことに触れた以上、綴らないわけにはいかないと思ったのであえて綴りますが…
食物アレルギーの原因食物は…
- 鶏卵
- 牛乳
- 小麦
以上が最も多いとされています…
ミヨッシーが思う限り「そば粉」と「小麦粉」の両方の原材料が使われている場合「そば粉 = そばアレルギー」に目が行きがちで「小麦粉 = 小麦アレルギー」は陰に隠れる感がありますが…
※実際「判官さま」を紹介しているブログや雑誌等はいくつもありますが文面で「そばアレルギー」のことを触れているものは目にしても「小麦アレルギー」のことを触れているものはミヨッシーが知る限り目にしたことがありません
「小麦アレルギー」を持っている人のほうが「そばアレルギー」を持っている人より多いのです!!!
日本と韓国では特に子どものアナフィラキシーの主な原因とされていることが多く前述の「そばアレルギー」と同様の重篤なアナフィラキシーショックの発症例および死亡例があります!!!
なので「そばアレルギー」ではないので大丈夫と思って食べたら…「小麦アレルギー」が発症したということがあり得るので「小麦アレルギー」をもっている人も注意しないといけません!!!
もっとも「小麦粉」のほうが「そば粉」より使われている量や料理の種類が圧倒的に多いうえ、特に近年は圧倒的に洋風の食べ物のほうが食べる機会もブログや雑誌等で紹介する機会も多くなり人気がありがちに見えるので…
これを綴り出してしまうとほぼ毎回「小麦粉」使っている料理を紹介する頻度が多くなり、ほぼ毎回「小麦アレルギーの人は注意」みたいなことを綴らないといけないということになって「キリがない」という結論になるかと思いますが…
そして「判官さま」についてもう一つ、例外といえることがあります…
例外といえること…
札幌市内では「北海道神宮」を中心に毎年6月14日~16日の計3日間…
「札幌まつり」とも呼ばれる「北海道神宮例祭」が開催されますが…
この期間のみ「例外」として「札幌市内の六花亭さん全店」で販売されるのです!!!
もっとも「札幌市内の全店舗で焼きたてを出す」と、いうわけにはいかないようでして…
「神宮茶屋店」さん以外ではパックで「4個入 = ¥380」で販売しています!!!
では、焼きたてではないのなら賞味期限はどうなのか………?
「神宮茶屋店」さんのスタッフさんに聞いてみたところ…
とのことでした!!!
実はミヨッシー…
と、考えているので…「パック入りの判官さま」を購入したことがありません(苦笑)
これまで綴っているとおり「賞味期限がその日限り」なのでお土産にもっていくこと機会もこれまでなかったうえ、札幌市内に在住しているのならば食べたくなったらいつでも「茶屋」で「焼きたて」を食べればいいだけの話なので(笑)
「いつか機会があれば」と考えていますが………???
そしてもう一つ例外が…
これは「日にち」が関係する例外なので意図的にでも偶然でもその日に足を運んだ方にとっては嬉しい例外かと思います!!!
「判官さま」は「1個 = ¥100」で販売されていることは前述で触れたとおりですが…
- 毎月1日
- 毎年1月1日 ~ 3日(初詣期間中)
この日にちならびに期間は…
何と…無料!!!!!
要するに「¥1も払うことなく判官さまを食べられる」ということです!!!
このときに「茶屋」に足を運ばれた方は…「ありがたい」と思うこと間違いなしでしょう♬
特に冬の時期…
札幌はもちろんのこと、北海道は寒さが厳しく特に「1月1日 ~ 3日」は厳寒のなか初詣をするということが多いですが…
「焼きたての判官さま」と「温かいほうじ茶」が無料で楽しめつつとても温まるということで…
毎年「1月1日 ~ 3日」は「茶屋」前に大行列ができるほどです!!!
もっとも…これは通年でいえることですが…
「在庫に限りがある」ので閉店時間を迎える前でも「無くなり次第販売終了」となりますので…
「早い者勝ち」といえる面があります!!!
そのため…「判官さま」を食べたいとおもった際には「少しでも早い時間に茶屋へ行く」ことをおすすめします!!!
ミヨッシーが生まれ育ち、在住し心から好きな場所である「北海道札幌市」…
それも「北海道神宮」の中にある「1件の小さな茶屋」にしかない「地域限定品の中の地域限定品」のお菓子である「判官さま」…
最後にあらためて…
と、いうことをこのブログにお越しいただいた皆さまをもちろん、全ての方々に伝えたいと心から思っています!!!
最後までお付き合いしていだだきましてありがとうございました。
南区定山渓発…札幌のミヨッシーより