ようこそ! 定山渓在住・北海道観光マスターのミヨッシー(@miyossy1023)です
(↑動画)
定山渓にある「白糸の滝」
前回綴った「1日限定50食! 鳥花雪の磯切りそば…うまし!!!」の冒頭で「2017年の定山渓も7月に入り気温が急上昇」と綴りましたが…
今回綴っている間までに「急上昇し過ぎ」てしまったようです(苦笑)
2017年の札幌市は7月7日~10日の最高気温が30℃以上となり4日連続の真夏日を観測…
札幌市では観測が始まって以来、6月までに3日以上真夏日が続いたことはなく…
7月上旬でも1892年の7月6日~10日に5日連続で真夏日となったことが1度あるだけ…
実に125年ぶりの、記録的な厳しい暑さとなっています!!!(大汗)
更に北海道内まで範囲を広げると…
7月5日~15日までの11日間続き、7月では23年ぶりとなりました!!!
特に15日は日本全国の最高気温上位6位までを北海道内地点が占めたそうです!!!(驚)
札幌をはじめとした北海道でここまで気温が高い日が続いた記憶はミヨッシーもありません(苦笑)
それでも名古屋をはじめとした東海地区や首都圏在住時の夏に比べるとまだマシではありますが…
それでも暑いものは暑い!!!
こんなときには水があふれるところに行って涼みたいなぁと思うところですが…
実は定山渓にもそんなスポットがあるのです!!!
今回は定山渓にある水かあふれるスポット…「白糸の滝」について綴ります。
Page Contents
白糸の滝 DATA

〒061-2302
北海道札幌市南区定山渓温泉東2丁目107
放水時間
24時間
※毎年12月-翌年4月上旬まで定山渓発電所冬期渇水停止のため放水せず
入場料
無料
駐車場
無
※広場にスペースは有(駐車場ではない)
2017年現在北海道で稼働する最古の水力発電所である「定山渓発電所」の戻り水が流れ落ちることによりできた滝です。
白糸の滝までの道のり…
白糸の滝まで行ってみたいと思い地図やネットなどで場所を調べる…
…のは簡単ですが、実は…
主要道路には「白糸の滝」の案内看板は2017年現在存在しません(泣)
しかも途中に急な坂があったりして意外と行き来がきつかったりします(汗)
「白糸の滝」までのルートはいくつかありますが…
定山渓在住のミヨッシーが最もわかりやすいルートでこれから案内するつもりで綴っていきます。

(国道230号線)札幌市内から中山峠方面に向かってを走行し白糸橋を過ぎてすぐの「定山渓温泉東2」の信号機を右折


(札幌市内から)じょうてつバスにてお越しの場合は「白糸の滝」停留所で降車し少々札幌市内方面に戻って左折
そのまままっすぐ行くと…

定山渓ビューホテルさんの正面入口への看板がありますが、そのまま直進
ここから下り坂になるので注意!!!

分岐がありますが…「右折」です。
※左折をすると定山渓ビューホテルさんの従業員駐車場および用度へ向かいます…

さらに急な下り坂になるので要注意!!!

総重量5t(5000kg)を越える車は通行できません。
そして前述の分岐から約200mほど進むと…

また分岐があり、その直前にはじめて…

「白糸の滝」の案内板があります!!!

案内板通りに分岐を右折すると…
その先に…

ちょっとした広場と駐車場がありました。

広場のほぼ中央には危険を知らせる案内板が…
定山渓地区には…
・豊平峡ダム
・定山渓ダム
以上の2つのダムがありますが、ときどきダムに貯まった水を流すことがあり…
2つのダムが同時に水を流すとなると…
川に水が急に増えてかなりの水量になります!!!
その際にはサイレンやスピーカーなどで知らせるので川に近づかないでくださいという案内板です。
過去に豊平川の定山渓周辺で川遊びやカヌーなどをしていて水量が増えたときに流されて亡くなったという水難事故もありました…

案内板付近よりそのまま直進するとすぐに塀があり、その奥にある建物が…
前述にある2017年現在北海道で稼働する最古の水力発電所である「定山渓発電所」です。

定山渓発電所とは…
竣工年:1909年(明治42年)…もう100年以上経っています!
出力:1570KW
水量:(毎秒)5.57m3
送電先:主に札幌市内
北海道で稼働する最古の水力発電所であると同時に(定山渓を流れる)豊平川水系で最初の水力発電所でもあります。
もっとも2017年現在の建物は改築されているため、竣工当時の面影は全くありませんが…(苦笑)
100年 = 1世紀にわたり現役最古として北海道最大の都市である札幌に電気を供給し続けた貢献から…
2008年に「平成20年度土木学会選奨「土木遺産」」に認定されました。
決して出力が多い発電所ではありませんが…
2017年も札幌市内において重要な役割を果たしているといえるでしょう!!!
そして、定山渓発電所の右側には…
白糸の滝…

橋と看板があり、看板には…
そうです!
ここが今回紹介するスポットである「白糸の滝」です!!!
橋の中央まで進むと…

こんな感じで一転して大絶景が目の前に現れます!!!
「白糸…」という名前からして小さめで細くゆっくりと流れ、白く見える滝を連想してしまうところですが…
「名ばかり」で落差が12mもある上、水量があって非常に勢いがあり…
実際に見てみると水煙が立ちこめて豪快さがビシビシと伝わってきます!!!
ただ…
大絶景ではありますが、大自然の中にそのままあるとは言い難い風景も…
滝の脇にある岩盤がコンクリートで補強されているのが丸見え…
更に手前のえん堤がコンクリート製…
土砂防止のためとのことなので仕方ない面がありますが…
大自然の中にいかにもという感じの人工的な風景が混ざっている面があることは否定できず、残念な要素があります…
ミヨッシー的には手前のえん堤だけでもそれ自体に細工したり周辺に石を置いたり草木を植えたりするなどをして、少しでも自然に近い風景にすればより魅力的になるのでは?…と思っています。
とはいえ「滝の周辺は大自然」であることには紛れもない事実ですので、マイナスイオンをたっぷり浴びて心身ともにリラックスできることと思います。
そして今回綴っている季節である「真夏」の「暑いとき」に…
「水があふれるところに行って涼みたいなぁ」と思ったときに行くには最高のスポット1つであることは間違いなしです!!!

「真夏」の「暑いとき」には一度は「水があふれるところに行って涼みたいなぁ」と思うことでしょう…
と、いう訳で今回は定山渓の水があふれるスポット「白糸の滝」について綴りました。
大自然の中で涼みながらマイナスイオンをたっぷり浴びて心身ともにリラックスするには最高のスポットですが…
この「白糸の滝」は滝を観賞するための橋の上からしか観ることができず、決して近づくことはできません…
ですが…
これだけの大絶景を観てしまったらもう少し大自然の中に溶け込んでみたい…と思うのではないでしょうか?
「白糸の滝」に近づくことができないのは前述のとおりですが…
「白糸の滝」の近くで水と触れ合いながら大自然の中に溶け込める…そんな体験ができるのです!!!

すぐ近くに「玉川橋」という橋があり、橋を渡っている途中に川を見渡すと…

カヌーをやっている人々が…
そうです!
自らカヌーを持ち込んでやっている人々も居ますが…
※主に競技者
この定山渓を流れている豊平川でカヌーを体験できるのです!!!
この「玉川橋」を渡って道なりに約100m程進むと…


空き地の一角にカヌー置場があります。
※この空き地はミヨッシーが勤務しているホテルの臨時駐車場になっています(冬期は使用せず)
ここから札幌市内方向に少々進んだところにカヌー体験のスタートおよびゴール地点があります。
カヌー体験は毎年6月下旬-10月下旬の間に開催されています。
※有料
夏は涼んだり、新緑を楽しんだり…
秋は紅葉が一面に広がる景色をカヌーを体験しながら楽しめます!!!
使用するカヌーは安定性に優れているレジャー用カヌーで、未経験者でもインストラクターさんがやさしく指導してくださるので誰でも楽しめるようになっているとのことです。
※おとなしく座っていられる犬であれば同乗可とのこと
金額や時間等、詳しくはアミューズメント北海道株式会社さんが運営しているホームページ「アミューズスポーツ」内にある「定山渓豊平川カヌーコース」(http://amuse-sports.com/summer/course/toyohira/sy1)にありますので、このブログを見て興味をもたれた方は是非!!!
余談ですが、競技者が自らカヌー持ち込みでやっていると綴りましたが…
競技用カヌーはレジャー用のカヌーと違って素人ではまともに水上に浮かぶこと自体が困難なシロモノです!!!
実はミヨッシーは三重県在住時に勤務していた職場の先輩に当時現役のカヌー選手で国体出場経験がある方が居まして…

その先輩に誘われて普段練習しているという近場のダムで2-3回ほど競技用カヌーに乗ったことがありますが…
※(↑写真)三重県在住時のミヨッシーです(笑)


接水面積が広いポロ艇と呼ばれるカヌーならまだそれなりに動かせますが…


レーシング艇と呼ばれるカヌーや…


カナディアン艇と呼ばれる片膝立ちの状態で乗るカヌーなら…
※カナディアン艇にはラダー(舵)がありません、ちなみに前述の元職場の先輩はこのカナディアン艇専門の選手だったとのことです。

すぐに転覆してしまいます(涙)
※(↑写真)「初にしては乗れていた」とは先輩は言ってくれましたが…レーシング艇で僅かに進んだのちに「見事に転覆」したミヨッシーです(爆笑)
素人ではまともに水上に浮かぶこと自体が困難なシロモノ…
これを転覆することなく水上に浮かばせてスピードを競う競技者は…
心底凄いなぁ~と思います!!!
夏や秋にはいろいろと楽しめますが冬はというと…
前述にもありますが、定山渓発電所が冬期は渇水停止するため放水しないので…
滝が「無くなってしまう」ので見ることができなくなってしまいます(涙)
さらに定山渓の冬は非常に雪が多く寒さが厳しいので…

こんな感じで凍って「氷爆」になってしまいます。
周辺の広場自体は冬期間でも閉鎖はしていないので、この風景でも見たいというのであれば可能です。
滝はありませんが、夏に見えていたコンクリートの人工的な風景が雪で見えなくなり完全に自然の風景という感じになるので、別の意味で楽しめると思います。
ただ、気をつけなければいけないのが…
この「白糸の滝」の周辺道路は…

非常に急な坂が多いのです…
それでいて冬は雪が多い上に寒いので路面も凍りやすい…
ロードヒーティングは設置されていません…
冬期間通行止にはなっていませんが…
車でお越しになるときには4WD車でなければほぼ間違いなく坂を登れないでしょう(涙)
事実冬にはミヨッシーが勤務しているホテルには坂を登れなくなったので助けてほしいという要請が何度かありますが…
※「白糸の滝」から最も近いホテルということがありますが
そのときに排雪用の重機で坂を登れなくなった車を引き上げるということをやっています。
担当するのは…ミヨッシーの所属している部署の職員総勢6名の誰かです(汗)
そのときに話を聞くと北海道外から見えた観光客のお客様で…
マイカー・レンタカー問わず2WD車で「白糸の滝」を見に行った帰りに坂を登れなくなったというケースが圧倒的に多いです。
また、ミヨッシーの勤務しているホテルに行くときにカーナビの道路案内を使っていると現在地によってはこの「白糸の滝」の前を通る道路を案内する場合があるそうです…
2WD車で道がわからないのでカーナビを使い、この「白糸の滝」の前を通る道路を案内されて通ろうとすると…
非常に厳しいですね…(泣)
…余談が多くなりましたが、定山渓にお越しの際にその日暑くなって「水があふれるところに行って涼みたいなぁ」と思ったときには間違いなく最適なスポットです!!!
それでいて風景も楽しめるので…このブログを見て「白糸の滝」に1人でも多くの人々が訪れることを願って今回の綴りを終えることにします。
最後までお付き合いしていだだきましてありがとうございました。
2017.07.31
定山渓より…ミヨッシー
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